どっしり構えるというよりは、ちょこんと座って街の風景に参加する感じ。塀を無くしているので河岸段丘の開放感を街からも感じられる。かわりにセキュリティは、開口を絞ることとゴロゴロした砕石舗装で担保。この砕石はJRの線路に使っているものと同じ。少々歩きにくいが足の裏は気持ちいい。室外機やトレンチも綺麗に施工してもらい、見切材と車止めは年明けから再開予定。

小柄沢川に臨む部屋は木仕上げ。壁と天井はDIYがしやすいよう木構造をそのまま仕上げにしている。段々部分には収納として物流コンテナを入れる。

川の護岸にはパレットを積んで降りられるようになった。これは物流資材を転用した外部家具。収納コンテナとも色合わせしている。手摺が曲がってるのはまっすぐに直してもらう予定。これも年明け。川べりは日当りも良く風通しもいいので緑が良く育つと思う。どんなふうに変化していくか楽しみ。

富士山に望む部屋は白。町並みと愛鷹山も見える。全ツヤの天井が風景を増幅している。

床下は設備メンテナンススペースであり、外気の熱緩和ゾーンでもある。地熱で温度を緩和した外気が室内へと供給されヒートショックを防止している。そして空気が緩やかに動いているので清潔。